私たちは、ダーツを通じて
社会的な課題を解決し、
世の中に貢献したいという
願いがあります。
ダーツは、他のスポーツに比べて体への負担が少なく、
年齢や性別、体力に関係なく、幅広い世代の方が楽しむことのできるスポーツです。
近年では、その特性を活かして年配の方への認知症予防としての効果が注目されています。
私たちは、「もっとたくさんの方にダーツを楽しんでほしい。」という思いから、
「NICEダーツ俱楽部」をオープンしました。
この倶楽部では、地域の皆様に気軽にダーツを楽しんでいただける場所を提供しています。
将来的には、NICEダーツ俱楽部が地域のコミュニティの中心的な拠点となり、
地域の皆様に支えられながら、なくてはならない場所に成長することを願っています。
2004年、日本でダーツブームが起こっていた頃、ラスベガスで行われるソフトダーツ世界大会(ワールドチャンピオンシップ)に私は参加いたしました。
初戦でアメリカ中部から参加したという、70代の白人女性と対戦することになりました。
私が勝ったにもかかわらず、悔しがるどころか「congratulations!(おめでとう)」と満面の笑顔でその女性は話しかけてきました。
彼女は、「毎年この大会に参加するのをとても楽しみにして、一年を過ごしているの。ダーツは長い間やっているけど、うまくならないのよ。でもね、毎年この大会で、世界中の人達とダーツができる事がうれしいの。ダーツが私の生きがいね。SEE YOU♡」と握手をしてその場を離れました。
楽しむことよりも、勝ち負けにこだわって、ダーツをしていた私にとって負けても悔しそうな顔をせず、試合を楽しんでいるその女性を見て、「楽しんでいいんだな。」と考え方が変わりました。
当時日本では、ダーツを、楽しむという感じではなく、如何にうまくなるか?と技術的な事にフォーカスして「勝ちたい」意識が強かったと思います。
ダーツは、老若男女・障害問わず、ハンディーなく試合ができ、楽しめる、なんて素晴らしいツールなんだろう、と思った事が忘れられません。
昨今、孤独感、世代間ギャップ、コロナによるコミュニケーション不足、引きこもり、など多くの社会課題があります。
ダーツを通して、これらの課題を解決し、Well-beingな生活を送ることが出来る社会を実現するために「NICEダーツ倶楽部」をOPENしました。
ダーツを世に広め、ダーツを通して、場所、天候、年齢、性別、人種、障害などにとらわれる事なく多くの方に楽しんでいただける国民的生涯スポーツとして、野球、サッカーに並ぶ、スポーツ&エンターテイメントに発展させる一助にしていきます。
人のつながりを想像させるカラーであるグリーンをベースにして、「3世代(親・子・孫)、ダーツの矢は3本1セット、毛利元就の3本の矢」をイメージしたデザインです。
ダーツをプレイするときに「NICEダーツ!」と声掛けを行いグータッチ「👍」をします。
ダーツの矢を3世代に擬人化したシンボルを中心に置き、緑3色で配色しています。